せっかくアフィリエイトが利用できるので、不定期で書籍紹介をすることにしました。
今日は2冊紹介します。
まず1冊目。

このライトノベルがすごい!2007

このライトノベルがすごい!2007

最近ライトノベルを読んでいなかったので、この機会に最近のライトノベル事情を知ろうと思って購入。(因みに一番最近読んだライトノベルは「終わりのクロニクル」の最終巻。)
内容としては、キャラクターや作品の人気ランキング、作家へのインタビューやアンケート、名セリフ、ジャンル別ガイドなど。
とりあえず、この本をよんだ限りでは、「狼と香辛料」なる本は読んでおいた方が良さそうだ。
名セリフ集は、ライトノベルらしく、熱いセリフからイカれたセリフまで(大部分がイカれてた)素敵すぎるセリフがいろいろあって、前後のながれを知らなくても読み応えがあった。こういうのがあるからライトノベルは止められないんだよなぁ。
ライトノベルジャンル別ガイドも222作品が紹介されていて、買う時の参考になりそうだった。


2冊目。1冊目とは大分毛色が違う本です。

ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)

ダメな議論―論理思考で見抜く (ちくま新書)

日常生活の中には様々な提言や解釈が氾濫しているが、その中から「本当に正しく、有用なもの」を選択することは素人には難しい。しかし、明らかに「誤ったもの」、「無用なもの」、「有害なもの」を見つけることはそれ程困難な作業ではない。この本では、いかにももっともらしいが、実際には間違っている、あるいは、何の役にも立たない議論を上手く避ける方法と、その実践法を紹介している。
本書の構成は、まず第一章で間違った主張が横行する仕組みについて説明している。
次に第二章で「ダメな議論」に気付くための5つのシンプルなチェックポイントを紹介している。
第三章では予想される無意味な反論(例えば、「あなたの説明は正しいかもしれないが、100%正しいわけではない」など)について説明している。
第四章、第五章では第一〜三章の事柄を、ニート論議やアジア共通通貨などの具体例に適用して説明している。
効率的にダメな議論を見分ける方法や適用の仕方が分かりやすく説明されていて、有益な本だと感じた。