CLANNAD -クラナド- 第14話「Theory of Everything」

タイトルのTheory of Everythingって普通に考えて万物の理論だよな。ことみの父親がこれを完成させたってことなんだろうか。それとも、世界は美しいということは普遍的な理論ですよってことなんだろうか。後者の方が強引だけど綺麗な気もするけど、うーむ、分からん。まぁ、こういうのは考える過程を楽しむものだからいいか。

本編はことみ編完結。ことみ編は風子編みたいに先がどうなるか分からないみたいなことは無く、良くも悪くもベタないい話だった。
しかし庭の復活っぷりには笑った。最早あれは庭師として食っていけるレヴェルだよな。少なくとも不良の所業では無い。朋也が誕生日をすっぽかした理由はちょっと拍子抜けかな。何か重要な伏線かと思ってたのに普通に子供らしい理由だった。それなら変に引っ張る必要なかったと思うけどなぁ。そして何故ことみが部屋から出てきたのかは分かるような分からないような…いや、やっぱりよく分からない。ほだされたから?庭が元に戻ったことに何か思うことがあったから?朋也の頑張りに感動したから?どうなんだろう。ウサギ鹿あなたの件は、キーワードっぽく扱われてるけどリアクションに困るな。せめてその話の内容を知りたかった。あと、この辺でのことみの私服は可愛かった。
結局三人娘の誕生日プレゼントはだんご大家族まみれのヴァイオリンプレゼント権。そのままだな。いや別に全然いいんだけど、盗まれるイベントに何か意味はあったんだろうか。
届けられた両親の遺品のカバン。誕生日に届けられたことを、両親の愛の奇跡と見るかご都合主義と見るか。まぁ、世界は美しいとか思ってりゃいいか。しかし世界中を旅して人間から人間へってのは流石におおげさすぎだろう。中身のぬいぐるみは、ベタだけどまぁそれ以外にないよな、って感じ。「おかえりなさい」もベタだけどしんみりした。
ラストの、人間的に成長してちょっと人当たりが良くなったことみには和んだ。これを見れただけで、ことみ編を見てて良かったという気になる。終わり良ければ全て良し。