逆境無頼カイジ 第21話「心血」

「狂気の沙汰はまだ終わらない。」ってな訳で最終12戦も18ミリ勝負。

終戦でようやくイカサマ無しの本当の真剣勝負。利根川目線で進行。一枚目に皇帝とか、それを読まれているかもしれないとか、カイジと似たような考えをしているのが面白い。それに対してカイジが「出せないだろう。分かっていてもなかなか一枚目に皇帝は出せやしない。」とか挑発したりと立場が逆転しているのに燃えた。

そうこうする内に利根川カイジの出したカードに血の拭き残しを発見。血がついているということは前の勝負で使った市民か奴隷のどちらかだから血のついたカードが出たときには市民を出せばいい。と考えるも「こいつ程の男が見過ごすなど考えられん」ってな訳で血が飛び散ったときの状況を思い返すと、カイジがカードをすり替えていたことに気付く。「盛ったな、この勝負に毒を。」みたいな。で、じゃあ血のついたカードは両方とも市民に違いない。「お前の盛った毒は漏れたぞ。」と皇帝を出したところで次回へ。

しかし一喜一憂する際の利根川の顔芸が凄かったなぁ。

「ものを言わず近づいて背後から人を刺す非道、冷血」云々の利根川によるカイジ評は笑った。イカサマしてたお前が言うなよ。
最後の、皇帝のカードをめくるシーンはノーマーク爆牌党*1のラストの爆牌を思い出した。あの煙は何処から出たんだ。

次回決着。で、例の土下座か。
箴言。「命はもっと粗末に扱うべきなのだ。命というやつは丁寧に扱いすぎると澱み、腐る。」ですよねー。

*1:神漫画