とらドラ! 第2話「竜児と大河」

ガッデム!! メッチャ端折りよった!! 以下、原作信者のしょうもない愚痴。

何かもう展開が早すぎるよ。それぞれのエピソードが原作の半分くらいの内容になってて、原作信者としては見ていられない。どう考えても必要だと思う会話が結構省かれてるのは気のせいでしょうか?原作を抜きにしても、冒頭で大河が竜児の家に通い始めていてそれを誤解されたり何やかやでAパートの終わりでその関係は解消、ってのは相当展開が早いんじゃなかろうか。

あの告白シーンはどう解釈したものか。原作は「北村君が好き」「竜児のことが嫌いというわけではない云々」の順番だったから北村に大河の気持ちがきちんと伝わらなかったということになったけど、アニメでは順番が逆だから普通に北村が大河の好意を理解した上で告白を断ったように見える。って言うか、北村が昔大河に告白した話はどうなったのさ。

電柱を二人で暴行するシーンは作中で一二を争うぐらい好きな場面だけに、がっかり感が尋常じゃなかった。アレはその前のファミレスやら帰り道やらでお互いのコンプレックスとか弱みとかを明かしあう話を受けて、積年の鬱屈したものを二人して爆発させるシーンなのに、描写が薄いから重みが足りない。若者達が彼らなりに必死に仮想"人生の障害"と闘っている様子が伝わってこない。原作のこのあたりの青春大爆発みたいな雰囲気が好きだったのに、残念だ。

初披露のOPは自販機の間にいる亜美がやたら可愛かった気がする。原作読んでるとそうでもなかったけど、絵でみるとアレは相当優れたシチュエーションだ。アニメになって良かったなー(棒読み)。

次回は亜美登場。…じゃないのね。オリジナル話を入れてる暇があるなら原作をちゃんとやってほしい。マジで。