読み上手書き上手

読み上手 書き上手 (ちくまプリマー新書)

読み上手 書き上手 (ちくまプリマー新書)

書く力をつけるためには読む力が必要である。書くことの背景には読むことがあり、書くことと読むことは密接に結びついている。よって、優れた文章を書くためには多くの本を読んでいることが必要である。
みたいな話。あとはまぁ、読んで理解する際に注意する点とか、書く際の技巧的なこととか、読み書きする際に意識すべきこととか。具体例として東大の国語入試問題の解き方やエントリーシートの書き方などが上げられたりも。

ほとんど脳が止まった状態で、目だけを動かして読んだつもりになっているのは、読めたという判断基準には入りません。(P21)

ってのは痛い指摘だ。ものっすごい当てはまるよ。今回感想を書くにあたっても、いざ書こうとして自分の内容の理解していなさに嫌になった。ざっと読み返してみると内容を半分も覚えていないことがよく分かる。もっと深く読み込まないとなぁ。