とある魔術の禁書目録 第2話「魔女狩りの王」

「地獄の底までついていきたくなけりゃ…、地獄の底から引きずり上げてやるしかねえよな!!」


「出会ったばっかの赤の他人と一緒に地獄に落ちようなんて考えられっかよ」とか言っておきながらインデックスを助けに戻ってきて上の台詞を吐くあたり、当麻は正しく主人公だなぁ。正義とかリアルとか言い出した時にはそういう青臭いことをいきなり言いだす主人公はどうなのよと思ったけど、行動が伴ってるなら問題なし。

ステイルさん14歳の悪役っぷりは見事。そのわりには結構丁寧に魔術とかインデックスの秘密とかを説明してくれるあたり相当いい人だ。そしてやられる時のへたれっぷりも素晴らしい。殴られてあんなに回転する人久しぶりに見たよ。

ルーンを書いた紙をコピーして大量生産するというのは結構新しい気がする。こういう、魔術を現代風にアレンジする描写は今後もあるのかな、あるんだったら楽しみ。壁とか天井にルーンがペタペタ貼ってある様子は、ステイルが事前にいちいち貼ったのかと思うとちょっと面白かった。天井に貼る時はやっぱり脚立とか使ったんだろうか。あと、当麻の右手で炎がパリーンと割れるのにもちょっと笑った。まぁ分かりやすかったけど。

「タバコを吸う女の人は、嫌いなんです?」には萌えた。全然オッケーですよ。