美術の核心

美術の核心 (文春新書)

美術の核心 (文春新書)

美術に関する広く浅くの入門書といったところ。著者は本職の画家さんだとか。浮世絵、印象派コンテンポラリーアートから仏像、クールジャパン、襖絵まで多岐にわたって解説されている。各章5〜10ページぐらいでまとめられていて、内容が薄い代わりにその分サクサク読める。

各美術分野の解説も面白かったけど、何より絵描きの視点での解釈が面白かった。画家の人が絵をどのように見たり解釈したりしているのか分かるのは興味深い。